愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

桜ライド2013 「鶴山公園」

ごぶさたしてます。最近あまりにも多忙で、ブログの時間ももてませんでした。遅レポですが、今月5日(金)に津山市鶴山公園まで行って来ました。バイク134km。
県内各地で見頃となるはずだった先週の週末は、雨と強風の天気予報。その前に私の最も好きな花、桜を、どうしても見届けたい。
準夜勤明けだけど、ここは「行くべし、行くべし、行くべし!」。
鶴山公園は、全国桜名所100選にも選ばれた西日本有数の桜の名所。
県内に住んでいながら、訪れたのは初めてだ。
津山市街に入ったとたん、花見客によるすごい交通量。ストレスだ。
鶴山公園に到着するが、入園料300円取るんだな。ま、バイクで来たから駐車料金が要らない分だけいいか。

約1000本ある桜はすでに満開。風に桜吹雪も舞い、なんとも情緒豊か。
花びらが私のバイクジャージにも降り立つ。
この限りなく白に近い薄紅の花色は、まさに和の色彩。
いくら眺めても、飽きがこないんですね。
まあ、一つ言えば、ブルーシートに焼肉の匂い漂う中、イベントで厚化粧のおばちゃんが演歌のBGMで手品をやってるというのが、純粋に桜の美しさを愛でるのにアンバランスですが、観光地ですから仕方ないですね。

地上から45mにも及ぶ石垣が完全な姿で残っており、桜とのコラボは最高だ。

本丸から見下ろす桜は圧巻だ。
今年の桜を目に焼き付ける。
桜というのは、葉桜になったとたん、その美しさをうそのように失う。
だから、一瞬の美しいときを、観てやらなければならないのだ。
そしてその儚さが、よりいっそうこの季節を際立たせてくれる。
さらには、人の生をも、際立たせるが如く。


おまけ。
夜、時間をつくりついでに足守へ夜桜見物に。
ランをさっぱりしてないので、走っていく、ってジョグですが。19km。
近水園内と足守川堤防沿い約1kmの桜並木がライトアップされていて、ここもすばらしい見所スポットなのだ。

夜桜はまた日中とは別の顔、違う美しさがある。
近水園広場から、なにやら楽しそうな音楽と、子どものキャーキャー叫ぶ声が聞こえてきて、何だろう?と行ってみると、
満開の桜の下、シルバーの方達がフォークダンスをしていた。おそらくその方達のお孫さん達だろう、ダンスの輪の周りを三輪車でくるくる走っているのだ。
それがほんとテンポいいラテン系のノリにキレた踊りで、めちゃめちゃ楽しそうなのだ。
しばらく見物していると、「どうぞご一緒に!」と誘われる。
フォークダンスなんて子どもの時以来。マジで混ぜてもらいたかったが、時間もないし丁重にお断りする。走って帰らんならんし。
いやしかし、なんだか理想郷を見た気がした。
日本も捨てたモンじゃないよねぇ、そう思いたい。