愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

一生鍛える

だいぶ暖かくなりましたね。すっかり春の兆し。
今週、妹が手術することになり、無事に終わって安心しました。
7歳下の妹が生まれたとき、とてもうれしかったものです。自分にはじめてきょうだいが出来たとき。
私が小学6年生の時に妹が幼稚園に入り、1年だけ集団登校を一緒に出来たんだけどかわいくてかわいくて仕方がなかったもんです。
妹は私と違って穏やかで優しい性格だったもんで、幼稚園の時、同じ男の子によくいじめられていました。それで私が幼稚園まで殴り込みに行って、その男の子を「アンタうちの妹をいじめてるらしいな。こらえんよ!」と締めに行ったのを思い出します。相当年上なんでさぞ怖かったであろう(笑)。
まだ41歳になったばかりの妹が、子宮と卵巣を失ってぐったりした姿を見ると、同じ女として、変わってやりたいにもやるわけにもいかず、ただ髪と頬をなでてずっとそばにいてやるだけだった。色白の綺麗な手を握っていると、涙がこみ上げそうになったけど、今ここで私が泣くわけにはいかないとぐっとこらえた。
妹がトイレに行く行くというから、管が入ってるから勝手におしっこが出てるんだよ、とか、向きを変えたり背中をさすったり、おかゆをスプンで運んだりしながら、ほんとによく頑張ったえらいね、無事でよかったと感謝した。
看護師として、患者さんに関わっているけど、身内が病気になった時、特に自分自身を内省する。
例えば極端に言えば、患者さんの臓器しか見ていないんじゃないかという医者だっているだろう。カエルでも見るように。
もちろん、仕事には感情を挟まず冷静に対応していくことが必要となる。
だからこそ「私が執刀医です。」と挨拶し、丁寧な説明を心掛ける。そうしたことが医療者には大切となってくるだろう。
私は人の不安を取り除き、安心を与えられる人間だろうか。
いやまだまだ未熟だ。一生勉強し、一生自分を磨き続けなければならない。
もっともっと自分を鍛えて優しくて強い人間になりたい。
絶対そうする。