あきらめきれねぇ

看護はそれほど力仕事というわけではないが、手先を使う作業が多いため、患者さんのケアをしているときなど気をつけていても指先に衝撃が加わり、
「痛っ〜〜×☆△×☆△×☆△！！！。」と、飛び上がる始末。
夕方には腫れが増強している。でも、働き始めの私に職場のスタッフも気を使ってくれている。
まだ右も左もわからない私は仕事の把握のため、朝は早めに出勤している。そして勉強会が盛んな職場で、今日も勤務終了後参加する。
主人も職場を変わったばかりの私を慣れるまでと気遣ってくれ、家のことをよくしてくれている。
私は恵まれている。
骨折のことは運が悪かったけど、自分がやってしまったことで誰のせいでもない。
ここまでくると、免疫が出来たというか、前の事故の時と違い、心は平穏だ。
ただ、宮島をどうするか。
体が仕上がってない上にさらに十分な練習ができなくなった。
防水フィルムで固定保護し、締まり際のスポーツクラブで泳いでみる。
ぜんぜん痛くないかというとウソだが、大丈夫だ。
だだ、ターンのとき、利き手の右手を突っ込むとき痛い。そしてターン時誤って指先をぶつけるのが恐いため、ターンなしで指を早めに水中から出してプールサイドに手を置き25mを20本ほど泳ぐ。コースロープにも触れないように気をつける。
本番スタート時のバトルが恐いな。
それとこの指ではウエットスーツの着脱が辛いだろう。
バイクはどうだ。ライドに支障があるようなら次の怪我を招く。
ランはこけない限り大丈夫。
諦めるには、早い。