愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

太陽を愛した、ひまわりの画家

今日、スポーツクラブに行ったら、岡山県を代表するエリートランナーの人から「あなた、キューピーハニーさんですよね?」と言われた。
「あっ、あれは仮の姿であって普段はつつましく目立たないよう地味に息を潜めた暮らしをしているのでそのことは内密にお願いします。」
あ〜びっくりした。
はずかしがりやのハニーです。



私が最も好きな画家はゴッホです。
これはゴッホが南フランスのアルルに移り住み、画家仲間を歓迎するために「黄色い家」を飾るのに描いた6点の一つ、有名な「ひまわり」です。
エネルギーに満ち満ちた太陽の花、愛と情熱の花、ひまわり。
ゴッホの強烈な色彩とタッチで見事に表現されている。


これも有名な「星月夜」。
ゴッホがサンレミの精神病院で療養中に描いた画。
吸い込まれるようなパワーがある。


ゴッホは気性が激しく、ゴーギャンとの仲たがいで「耳切り事件」を起こすなど、狂気の画家としてイメージされている。
しかし画商の店員時代は、優秀な人で、ゴッホから絵を買いたがった客が多かったという。
27歳から37歳の画家としての活動の10年間で2千点もの絵を描き、生前売れたのは一点だけ。
ゴッホが描いたのは人々の悲しみ、貧しさに耐えて働く人々の姿。ゴッホは宗教画は描かなかったが、一見自然なものを描きながら、その中に宗教的意味を込めるというやり方だったのだ。


女性には突っ込みすぎて、恐がられドン引きされ、一生独身。
失恋後の傷心は半端なく、自堕落な生活に。
でも絵は描き続ける。
苦悩というエネルギーが、すばらしい作品を描かせる。
不器用だけど、誰よりも真っ直ぐ生きた、ゴッホ
なんか自分をみるようだ(私は凡人だけど。)


そんなゴッホにも理解者がいて、穏やかな性格でゴッホに合わせることが出来た画家仲間シニャック、画材屋のタンギーじいさん(画材をタダで提供し、預かったゴッホの絵が高値で売れるようになってもほとんど手放さず手許に置いた。)
そしてゴッホの生活を支え続けた弟のテオ。
ゴッホの一番の理解者だった。
自分のためにテオ家族に負担がかかるとゴッホは自分で胸を刺したんだけど、テオもしばらくして、兄を追うように亡くなってしまう。
2人は一緒の墓地に眠っている。


やっぱり、魂が入ったものは、人の心を打つ。