愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

お前何様 真っ逆さま

トライアスロンが出来るということは、かなり恵まれていることに間違いない。
自分が努力してその環境を創ってはいるのだろうけど、それでもそれは周りのお陰だと思う。
そのことに日々感謝して、精一杯頑張らなきゃね。」
某総帥のお言葉。

身にしみた。

トライアスロンというスポーツは、高額のエントリフィー、道具、そして日々のトレーニングに要する時間を考慮すると、非常に贅沢なHobbyである。

いままで健康とか美容とかの目的でちょっとしたスポーツを始めても長続きはしなかった。
ところが、トライアスロンをしてみたい、完走したいと考えてから、運動が大嫌いだったこの私でもトレーニングは楽しく当たり前のこととなった。
時間のない中で、仕事や家庭で多少疲れていても、どうにかやりくりしてトレーニングの時間をつくろうと毎日の生活に張り合いが出た。
トライアスロンは人をそこまでさせる魔力のようなものがある。

だけど、調子に乗って家族を路頭に迷わせたかも知れぬバカな自転車事故を起こしてしまい、反省した。
宮古島に出たいと申し込みをしたけど、よく考えれば4月という月は入学式・家庭訪問・参観日・PTA活動と学校行事が目白押し。休職か退職かしない限り休みはとれない。子育て期が終わってからでないととても出場は無理。当選前だけどキャンセルしたのは妥当だった。
自分が好きなことをするのはいいが、暴走していた。


明日は父の誕生日であることを思い出し、プレゼントに膝のサポーターを買っていった。何個か送った中で一番父が気に入った商品のスペア。親孝行らしいことなかなかしない娘でごめんね。育ててくれてありがとう。

それから身近な大切な人が大きな手術をして、痛みと不安の中、私を頼って電話をくれたので飛んでいった。こんな私を頼ってくれたこと、うれしかった。

そして自分の健康、周りに助けられていることに感謝し、涙が出てきた。

トライアスロンに出会ったとき、運命のひとと出逢ったくらいのときめきを感じた。
だけど、あくまで自分の人生に生かすためのトライアスロンであって、それ以上のものではない。
暴走列車のごとくになって、非凡でもないヤツが平凡な幸せを壊すようなことになるなんてばからしい。

なんでトライアスロンをするのかな。一歳とってからやろうと思ったのは、単に楽しみを求めてではない。自分の可能性みたいなものを感じたいから。目的を持って、生きていきたいから。でもそれだけではない。
目標の大会を完走したときに答えがわかるかもしれない。

とにかく、自分は思い上がっていた。
えらそうに、自分は努力してるんだと、いい気になってたもんだ。
お前、何様?
真っ逆さま。