愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

真剣に生きたい

前投稿の記事の映画の中で、主人公が「この国の人間のいいところは、忘れてしまうことだ。」という下りがあった。
そう、いい意味で、忘れてしまえるのだ。過去にこだわらないのだ。潔いのだ。
世界で唯一の被爆国である日本。しかも2回も。自分で仕掛けた戦争なんだから仕方ないとも、そもそも戦争中は国も人間もおかしかったんだからともとったのかわからないけど、終戦後せっせと、国民が一丸となって復興を成し遂げたのはすごい。地震大国日本は、崩れては積みなおすという文化を持っているとも言えるだろう。戦後に生まれた我々も、「別に今のアメリカ人に原爆落とされたわけじゃないし、自分も原爆にあったわけじゃないし。」と思ってる。うらみつらみの教育なんて受けてないし。どっかの国と違って。
アメリカにしても、もちろん利害を考え政策として復興を援助したのだが、個人として日本人の国民性に触れたときに、その独特の美意識に惹かれたという。
東日本大震災の時、何日もたって救助されたおばあさんが、救助隊に向かって開口一番「ご迷惑をおかけしました。」と言ったという。
こうゆう事を言えるのは、どの国を見回しても日本人だけだという。
どんな時でもまず、相手を思いやる、謙譲の精神とでも言おうか。
私は、歴史の中では、戦国時代とか、幕末とかが好き。
昔の人は精神年齢が高いし、生き方に真剣味がある。死と向き合わせの時代だったからだろう。
死を意識した時初めて、生に真剣になれるんだろうな。
でも、現代だって、自分しだいで真剣に生きることは出来る。
言論や思想の自由がある現代に生まれているのは有難いことだし。
現代もある意味、激動の時代といえる。
いや、せまる激動に備えて、自分を鍛えておくべき時代ではないだろうか。
そんな危機感を持って生きていきたい。
そういう真剣味を求めて、トライアスロンを始めたのかもしれない。
こんなことばかり言って、小難しいオバハンと思われるだろうけど、こうして考えていくと頭の整理をしながら自分を発見し、方向性というものが見えてくる。
やっぱり、人生ってがんばるしかない。何事も克服するしかない。
人間は所詮弱い生きものでしかない。
物事が上手くいっているときは、言葉や行動に自信が溢れているかもしれないが、何かを失ったり、何かの歯車が一つ崩れたら、別人のように弱々しくなるものだと思う。健康的な考えが出来なくなると思う。
だから、守るしかない。今まで築いてきたものを。
それから、話は変わるけど、人間はいくつになっても、その年齢なりの美しさやかっこよさってものがあると思う。
そして、それをいつまでも追求する人生でありたい。