イタイ女

今日は夜勤明けの休みで、海がみたくて神島までライド。
梅雨明け後の灼熱。
トライアスリートの季節って感じ。
3本持って帰った皆生ボトルをホルダーに挿し、まだあの日に浸る、未練がましいハニーです。
イケルと思ったんだけどなぁ〜。
手ごわい相手に挑むということは、こうゆう結果になるということも十分覚悟してのことだったはずなのに、
辛いなあ。
私の中では大きな悲しい出来事だったけど、日常は何もなかったように、めまぐるしく過ぎていく。
私のほうも、何もなかったかのように、ポーカーフェイスで、作り笑いをして過ごしているけど、内心、辛いものは辛い。
今年完走していれば、それは幸せだっただろうけど、今の自分には足りないものが多くて、それで完走したらいい気になるから、神様がそうしたのかもしれない。
とにかく、自分にとって強化すべきはバイクであることは明確。
今回1stランに変更になってスタートが40分遅れになったけど、本来皆生のスイムアップ制限時間は2時間。もちろんこんなにゆっくりスイムアップしててはあとがきついが、スイムアップ出来ないってことは限りなくありえない。
ともかく、バイクコースは全コース体験出来たわけだから、あのコースを余裕で走りきれるようにイメージしながら、バイク練習するしかない。
どんなにラン強化したところで、ランにいけなきゃダメなんだから。
で、今日走って思ったのは、登りが遅いってことはもちろんだが、平地も遅い。（なんだそりゃ。）
なんか、前より遅くなってるような・・・。体重は減っていってるんだけどな。
さらに問題は下り。
落車を繰り返したためはもちろんだが、あの2ヶ月前の、脳震盪を起こし意識消失するまでの体験は、大きなトラウマとなっている。
あしたのジョーが力石にテンプルをぶち込んで死なせてしまったトラウマでテンプルが打てなくなったみたいな感じだ。
皆生のコースは登りを抑えてむしろ下りで頑張るのがコツと塾長から教わっていた。
だけど恐くてそれが出来ない。
皆生鉄人のYOUさんが、下りは無理せずに、ビビルくらいで行ってちょうどいいんだ、安全に行け、と本番前に言ってくれて、そうしたけど、ビビリすぎだった。
もうそれは、へっぴり腰だった。
それが全体的なスピードを落とした原因だ。
それとギアチェンジはもうちょっと優しくするべきだった、繊細なC35仕様は。たまたまMr.ホンジョーやノーマルMr.トレックが私のへたくそなギヤチェンジに耐えただけなのだ。

いつまでたってもこんなに弱っちい自分を、なにが戦士だ、なにがトライアスロンを人生にリンクさせるだ、と呪った。
でも、好きなんだ。
スイムも、バイクも、ランも。
この3種目すべてが好き。
そして皆生も・・・。
憧れのひと。

私は自分が完走して、喜びを味わいたかったのはもちろん、
応援してくれているひとに、私が完走することで喜んでもらいたかった。
ちょっと自意識過剰だけど。
でも、見ていてくれるひとがいたから、がんばれたのは事実。

たぶん今の自分は、はたから見るとイタイ女だけど、
それでも自分の気持ちに正直に、
好きなことを、
出来る限りは、
続けていきたい。
想い続けたい。
だって好きなんだも〜ん。