愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

心境

今の気持ちを恥も外聞もなく、話します。
聞き苦しいかもですが、ここから這い上がるために、どん底まで自分を落としきり、そしてその自分にさよならします。


私はトライアスロンをいつも男に例えるが、ほんとうにDNFは失恋の味に似ている。
7月15日はもう終わってしまったのか。
もう一度あの日に返って、あのバイクコースを、走らせてほしい。
胸が張り裂けそうで、つらい。
身の置き場がなくて、昨日夜勤前にすこし、バイクを走らせた。
嗚咽とともに、汗と涙でぐっちゃになった。


最初から手の届かない相手に挑んだお前がばかだったということだったかもしれない。
だけど私は皆生しか見ていなかったし、欲しくもなかった。
他の大会をなめているとかではなくて、
ただ一途に皆生が欲しかったんだ。


2ヶ月前に怪我をしてバイクを失い、出場をどうしようか悩んだ。
家庭的にも一つ問題が起こり、今年は諦めることが妥当だった。
でもどうしても、夢を諦めきれなくて、皆生の地に立った。
なぜなら、完走という栄光は、その後のどんな困難にも立ち向かえる気持ちを与えてくれるからだ。
私は自分の中の強さを引き出したいのだ、トライアスロンをすることによって。
そう、だからこのスポーツをやってるんだ。
そして皆生は、どうしても今年やり遂げなければならない自分の中での課題だった。


トライアスロンは完走さえすればいい、自己満足の、簡単なスポーツだ、という人もいる。
広義にいえばそうかもしれない。
しかしそれだけ、フィニッシュするかDNFとなるかで、天国と地獄くらいの分かれ目となる。
この情けなさと自分への敗北感を、私はまた1年間も引きずることとなる。
なにが辛いかといえば、タイムアウトになったことはもちろんだが、実は、自分の中の情熱が通用しなかったことが辛い。
それがお前の甘さだと言われるかもしれないけど、たぶん、このスマートさに欠ける泥臭い自分は、一生変わらないと思う。
それがなんとかならんのかと、アドバイスをくれる人がいるが根底がそうだから仕方ない。
一般選手のレベルでは、完全実力主義の競技とはいえない、厳しさの少ないスポーツだと言う人もまたいるが、
継続したトレーニングと、それが出来る環境を作り出す努力と、本番で自分の抵抗力を落とすまでの消耗や暑さという敵に打ち勝って、やっと栄光を得られるのがこのスポーツだ。


正直、来年皆生に挑戦できる環境かどうかはわからない。


いまはどうやったら自分が救われるのか、自分に話しかけている。