愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

この世は愛でごぜえますだ

今日は子どもの学習発表会だった。
3時間全学年のを鑑賞した。すばらしかった。子ども達が歌ったり演奏したり演技している姿をみていたら、感極まって泣きそうになった。ハニーはなんだか最近ばーさんじみてきました。いや前からです。
特に我が息子を含む1年生の劇「こびとのくつや」は、もーもーもーかわいくてかわいくて食っちゃいたいくらいだった。
そして今回が最後となる6年生の娘のほうは「アンクル・トムの小屋」。
辛い境遇にも負けずに、ひたすら主人に忠実に仕え、神を信じるトムの姿。奴隷解放の一因となった物語だけあって、奴隷の悲惨な扱い、酷使される姿などをまっすぐに書いている作品だ。
そして考える。
思えば、すごいね。いまやアメリカ合衆国大統領は黒人のオバマ。(正確には母親は白人の混血だが)。
せりにかけられて、人が人を買うという時代。人種差別は根強く、ついこの前まで黒人の人がバスに乗れなかったり、レストランに入ろうとでもしたら皿を投げつけられ追い払われていた現実。
なのに、コロンビア大、ハーバードのロースクールを出て、大統領に。
すごいことだよね。
アンクル・トムが残酷な主人に痛めつけられ死ぬ時に言う。
「この世は愛でごぜえますだ。」
どんなに不遇な状況でも、相手を思いやる心を忘れない姿。
いい世の中になるといいなあ。