愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

試される時

事故後、傷からアスファルトなどの異物が入り込むことによって周囲が真珠のように異物形成し硬結をおこしている部分の除去術を昨日受けた。除去後唇を細かく縫合したので外来手術だが1時間くらいかかった。創部の安静のためトレ休養中。
震災から3週間以上たった今も避難所生活の改善はままならないようだ。阪神のときはいきとどいていたという暖房も燃料不足のため、高齢で持病のある人も寒いなかで過ごしている。やはり余力のない人はショックによる突然死を起こしている。誰もが大変な中我慢が当たり前で「大丈夫、大丈夫。」と言いながら。
津波で流されてしまった幼稚園が、理事長も行方不明になり卒園式を見合わせていたが、公民館を借りて式をしていた。
「もうすぐ1年生」を歌いながら、みんな涙を流していた。6歳程度の子たちが。
甘えてだだをこねて流す涙ではなく、つられてなんちゃっての涙ではなく、静かな涙を。
これにはもらい泣きをした。
津波に被害に遭った地域の復興案として高台に住宅街をつくり海岸沿いに漁業の職場を復興し通勤する方法をと菅首相が言っていたが、一度被害に遭った範囲内に再び建物を建てること自体、被災地の人にとって安心できることではない。
復興には50年、いや100年200年のスタンスで考えていくことが必要とされている。
長く、根気のいることだが、これからこの現実にどう向き合っていかなければならないのか。
政治家も襟を正して何のために政治家であるべきかを考えてもらうと同時に、
日本が、
国民一人ひとりが、
ほんとうに試されている。