お花見ジョグ

Honey Road途上の桜
宝福寺の桜

干すの面倒さサンのおねだりに答えまして、そろそろ更新します。
桜も満開になり、夜勤前にお花見兼ねていつものトレコースをジョグしました。6.7km。
日本人が愛してやまない桜。
私の最も好きな花です。
なぜこんなにも桜に惹かれるのか考えてみました。

桜の樹の下には屍体が埋まっている！
これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。
　「桜の樹の下には」（「梶井基次郎全集 全一巻」ちくま文庫）／梶井基次郎

有名ですね、この下り。桜はかつて墓標にされることが多く、自宅には植えないものとされてきた。
昼に見ても夜に見ても、神秘的で、妖艶で、どこまでも美しい。想像力をかりたてられます。
春の訪れと共にひと時の間咲く。そして武士にも表現されるように、潔く散る。
しかし、次の年には必ずまた花を咲かす。
他には・・・
やはり淡いおだやかな色彩がいいんですよね。そしてほのかな香り。
飽きがこない。
おっと、てことは強烈キャラのハニーは飽きられる？
いえ、奥深〜いハニーは皆様を簡単には飽きさせませんわよ。
変身できるしねっ。
余震が続く日本列島。今年は花より団子のどんちゃん騒ぎとはいかないから、
じっくり本来の桜の美しさを味わえるのではないでしょうか。
来年の春には、だれもが笑顔でお花見できたらいいですね。
そう信じてます。