対戦前に
ありがとうよっ、みんな。心配かけちまったけど、やっとここまで来れたぜ。
仲間のありがたさってもんがつくづく身にしみたぜっ!
俺はほんと果報者だぜ。
さて、宮島のリングに上がる前に、しばらくブログを休み、静かに対戦の日を迎えた。
hisa将軍の言うとおり、俺は口にぬけるばっかすっからよぉ。
いわゆる充電期間だ。
なにしろいつも俺は放電しっぱなしだからよぉ!
だから7月3日にまた会おうぜとちゃんと伝えてたのによぉ、その間も更新してるんではないかと毎日クリックしたというだんな、ごくろうさん(笑)。
今回もギリギリの綱渡りの俺には、1分1秒たりとも時間は惜しかったよ。
だが実際には仕事が終わって帰ると8時9時にはなり、泳ぎにも行けなかったり、おっつあんのプログラムもする元気がなかったりした。
みんな聞いてくるので言うが、秘密の特訓とはズバリ、おっつあんから借りたローラーだ。
なんのことはねえ、いままでのだらだらサイクリングは練習になりゃしなかったわけよ。雨でも練習できるしな。
魅惑の里にゴールするイメージで、廻したわけよ。
みんな試合前はテーパー、テーパーというが、俺にはテーパーもへったくれもねぇ。
まとまった時間が取れねえ分、合間に練習するしかねぇ。
だが、思うように練習できなくても、焦りはなかった。
出来るだけのことはやったという自負があった。
確かに疲労がたまることもある。
髪を切っている途中ガクンとなり、美容師さんに「お疲れでは?」と心配されるほどだ。
宮島出発前もそんな状況だった。
俺は事故だ骨折だを繰り返していたから、宮島前にお祓いに行った。
完走は自分でするもんだから、無事だけを拝んでもらった。
好きなことで怪我して家族に迷惑かけるのはごめんだからな。
俺だって子どもを大学ぐらい行かせてやりてぇ。
さらに念を入れ先祖の墓参りもした。
ただ七夕の短冊に完走の願いを込めた。
疲れた状態でホテルにチェックインし、試合前夜、泥のように眠った。
こんなに快適なところで静かに休む贅沢は普段ないから、当日の朝はスッキリしなんとも体調がよかった。
さらに、予定の生理がなぜか今回早まって試合当日にはすんでいた。
さらにさらに今回はWoodMAN 5th、レースナンバー105。俺のラッキーナンバー5だ。
そして炎天下でも大雨でもない、曇りのコンディション。
俺にとっては、すべてがラッキーだった。