愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

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続・TPPを考える

12月、一年の締めくくりの月に入りましたね。
どう締めくくっていくか、腹を据えて、過ごしていきたいと思います。
さて、TPPについて、また考えたいと思います。
加入すれば、脱退することは許されない。これは日本にとって、黒船到来や戦後と同じくらい、歴史的な事柄なんですよ。
この前農業について思ったことを述べたけど、実家が農家であるため、思い入れがあったと思う。
時代の流れというものには逆らえない、そう納得しようとも思った。
話は変わるが、倉敷チボリ公園跡地に三井アウトレットパークが本日オープン、イオン倉敷もリニューアルオープンした中、倉敷商店街は大変だと思う。
よっぽどの個性や付加価値のある、そこならではの商売をして客の心を掴まない限り、生き残ることは難しい。
いや、生き残る方法はあるだろう。何事も、ただ平々凡々としていては発展はない。創意工夫すること。ただ、生き残りをかけて戦うパワーがあるかどうか。
震災についてもしかり。
人間は、本来強い。這い上がる力が備わっている、そう信じるしかない。
「グローバリゼーション」直訳すると「地球規模化(あるいは世界規模化)」。人、モノ、金、情報の移動が世界規模になり、世界の境界がなくなっていくこと、という程度に日本では理解されている場合が多い。国境を越えて世界がひとつになるなんてすばらしい、といい意味に解釈している人もいるだろう。
巨大多国籍企業が、国境を越えて事業を展開し、世界中から富をむさぼる。そしてときに国家を超えた強大な権力を持ち、人々を抑圧し、搾取する。それがグローバリゼーションだ。
つまり、TPPはこれを推進させるわけ。
もともと日本は、貿易の利益より、内需でまかなっている国。
貿易自由化で儲けるのは、推進を進めたい経団連のような大企業の集まり。
庶民は搾取され、ますます貧乏になるだけ。
医療について考えてみよう。
自由診療が進み、国民皆保険が崩壊するといわれている。
こうなると例えば、事故で指を切り落としたのに、高額の医療費を払えないため、つなげないってこともあるわけだ。医療が進み治療法が確立されている疾患であるにも関わらず、治療を受けずに死ぬしかない。アメリカでは実際そうゆうケースが多い。
いい治療は積む金の額に比例する。
そうしてアメリカの民間健康保険会社が入ってきたいわけ。でも保険料は年間3桁くらいの高額。しかも支払いはしぶいなんてこともありうる。命も金で買う。まさに利益至上主義。
しかし、例えばこんなメリットもある。今まで難病で苦しんでいた人が、国内の規制なしに認可の早い外国の新薬を使い治療できる。藁をもすがる思いをしている人にとってはいいことだ。
物事にはすべてメリットとデメリットがある。表と裏がある。
またまた話は飛ぶけど、少子化について考えよう。
非婚とともに問題視されているが、世界的に考えれば、人口は増える一方。
地球全体を考えれば、人口は減ったほうがいい。
日本が高齢化するなら、移民をいれたらいい。まさにこれはTPPの流れだな。
外国人労働者が入ってくれば、もちろん我々の給料も下がり、失業率は増える。
ま、2030年ぐらいになると、世界賃金統一化なんて説もある。
ともかく、ぼやぼや出来ない時代が来る。
TPPについては、絶対賛成とか反対とか言わないけど、やっぱ反対かな。
確かに、日本経済の中に非効率とか無駄と見えることはあっても、いままで築き上げた流れというものが、すべて壊され、外国企業に指図されるのは嫌だ。
あっちは我々の利益に反するからと損害賠償を求めてきて、日本の取り決めや法律がホゴにされるなんてばかげてるよ。
とにかく、もっと自分ってものを持とうよ。
私ら日本人として、日本の国の将来を真剣に考えようよ。