愛とは

クリスマスも終わった。いくつもの愛がささやかれたことだろう。
しかし愛とは・・・・・。
相手に何かを求めたり、相手から何かを得ようとしているうちは、
それは愛とは呼ばない。
私が思うに愛とは、例えば自分の心臓を相手に捧げてもいいと思うぐらい、相手の存在を慈しみ、大切に思うこと。
だから簡単に愛しているとささやくことは、好きではない。
だが、愛とは、自分を無くしてまで相手に捧げるということではない。どんなに自分にとって相手の存在が大きかろうが、自分を無くすとすれば、それは相手の人生に乗っかろうとしている、ただの弱い自分のごまかし。
愛とは、自分をしっかりと保ちながら、相手を守ること。
私はいい人ではない。
愛の根本は「自己愛」だと思う。
しかし自分のやるべきことに没頭し努力することが、結果、周りのためにもなっているということもある。
中には「お前らのためにこれだけやっているんだ。」なんて言う人がいるが、自分自身の人生を充実させているのだと捉えるべきだ。
相手に自分を見る、相手を理解する、与えてくれたことに対し答える。いや、愛に理屈はないが、
いろんな愛の形がある。