貪欲なりに感謝する

こんばんわ。
今日も急変に大当たり。最近立て続けに自分の勤務帯で患者さんがなくなるので、死神と呼ばれるありさまです。

実は少し前、婦人科検診で要再検査の結果が出ました。
私もとうとうそんなお年頃かと、再診を受けたところ、
細胞診の結果、問題なし。
もっと詳しい検査も勧められましたが、痛い目してそんなにいじくり倒さなくても、経過観察できるものならそれでお願いしますと希望し、次回は半年後をめやすにと受診を勧められました。

私、病気、特に癌は、ストレスが一番悪いと思うんですよね。
ちなみにストレスチェックテストみたいなのをすると、私はいつも0点に近く、ほとんどストレスなしという結果が出るんですよね。
好きなことをしているからでしょうか。
大体、トライアスロンという複合種目のスポーツをやりたいってところから、人生を何倍も楽しみたいって表れでしょ。
そうです、同じ生きるなら人よりも5倍も6倍も楽しみたい。
欲張りなんです。
貪欲なんです、生きることに。
精神年齢が低いんです。
年相応な生き方だとかなんとか言って自分をがんじがらめに縛りたくないんです。
日本人は恥の文化って言うじゃないですか。
世間を気にし世間に監視されるという。
欧米は罪の文化。神の前ではみんな平等。
こっちの考えのほうが自分にはあってますね。
つまりはGoing My Way、我が道を行きたいんですね。
他人の目？知るか（笑）。
ウワサ？聞こえんよ。（ふ〜んだ）。
そんなん気にしてたら死ぬまでなんにも出来んわ。

で、癌という疾患について思うんですけど、じゃあストレスをためにくい人がならないかというと、そうでもないんですね。
非常に飄々とした魅力的な生き方をしている人でも罹ってる。
神の前で平等に。

私はおかげさまで健康で仕事が出来てスポーツが出来て幸せなんだけど、今回女として、子宮に異常が見つかって、こう言ってはなんなんだけど、人生で子どもを授かったこと、これはよかった。

こんな子どもみたいな母親だけど、生まれてきてくれてよかった。
母親として十分なことはしてやれておらず、娘は「他のお母さんは専業主婦で何でも手づくりで家事もちゃんとしてて・・。」と批判してくれるけど、それに対し、
「その代わりテストの点が悪いとかいろんな事いちいち言わんでしょ。」と私も負けずに言う。
「そうね、そこはいい。」と娘（笑）。

木の股から生まれて来たで無し、自分には先祖というものがあり、自分の遺伝子を次に引き継ぐ、それこそ、命の証。
大金持ちになってビルを持とうとも、それには変えられない。
そして未来の子ども達のために、仮にこの先大変な時代が待ち受けていようとも、それでも未来は明るいと、信じたい。願いたい。

そして、贅沢は出来ないとしても、毎日3度の食事が出来るそれだけで、
家族としての幸せであることを、神に感謝しよう。