愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

目的意識と信念

皆生がなんとか完走出来、デキモノがやっと取れたような、そんな安堵感で過ごしています。
私が皆生を目指すために、どうしても家事が手抜きとなり、家族に負担をかけてしまったので、子どもが夏休みでもあり、ちょっと手の込んだ料理をつくったりしています。
皆生が完走出来たのは、やはり、見守り、応援してくださった皆さんのおかげです。
感謝しています。
去年完走出来なくて、あんなに悔しい思いをしたのに、実際には十分な練習時間を取れないまま、
今回も本番を迎えてしまいました。
焦りがなかったといえばうそになりますが、自分の中では皆生に挑戦することはあたりまえのことだったので、あたりまえのように現地に行きました。
私は歴史が好きで、たまたま皆生前にこの史実を読みました。
そしてモチベーションが上がりました。


「十代の姉妹、みごと敵討ちを果たす!」


仙台にすみとたかという農民の姉妹がおりました
ある日、お父さんと姉妹と3人で畑の草取りをしていると、お父さんが何気なくほおり投げた雑草が、片倉家の剣術指南である田辺志摩にかかり、着物が汚れてしまったのです

3人は必死で謝りましたが、志摩は無礼者め!許さん!と、刀を抜き襲い掛かりました
お父さんは、姉妹をかばうため前へ
そして斬り殺されて死んでしまったのです
お父さんが死んだことを知った病床にいたお母さんも、すぐに死んでしまいました

父親が目の前で殺された姉妹は、敵討ちを決意
村を出て、仙台上に向かい、仙台藩の剣術指南である滝本伝八郎の屋敷で剣を学びました
ここで死ぬ思いで剣術の稽古をしたのです

そして、姉妹は藩主に仇討の許可を貰うことに成功
こうして、志摩のもとへ向かい、志摩を斬り殺したのです

父親が殺されてから5年後 すみ16歳 たか13歳のことでした


こんなことがあったんだなと思って。
切り捨て御免で人の命もうばって許された江戸時代。
現代の人間はキレやすいというが、昔からキレる傲慢な人間っているじゃないか。
父を目の前で斬られ、母も亡くし、塞ぎ込んで生きるんではなく、負けるんではなく、
立ち向かった。
素人の、しかも少女が、死ぬ思いで稽古をして、武士を討ち取った。
強い目的意識と、信念があれば、どんなこともやり遂げられる。
最初から諦めなければ。
そう信じようと思った。