愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

生きていく凄み

師走ですね・・・。
一年の締めくくりの月として、身を引き締めて頑張りたいですね。


さて、ブログ、ご無沙汰していました。
生きてますよ(笑)。
先月は多忙極まり、疲労が溜まりに溜まり、風邪をこじらせてしまいました。
なんとか仕事はこなしたものの、今の風邪はしっつこいですね〜、しんどかった。
やっとのことで快方に向かったところ、職場で退職者が出た関係で、看護研究がメイン担当となり、当分休みすべてつぶれてしまいそう。
今月御津10km、加古川フルにエントリーしてるけど、御津はともかく、練習時間ほとんど取れない状況で真冬のフルは危険か。
もしも練習が順調に出来たら、あわよくば年内サブフォー達成という計画は微塵にも消えてしまった。
練習のつもりで参加・・なんて今の状況では時間やガソリン代を考えてもロスでしかないが・・ギリギリまで考えて参加するかどうか決めよう。


トライアスロンを始めて4年・・・。
振り返れば、突然「やろう!いますぐに!」と決心したあの日から、
その情熱を失ってはいない。
いろんな人との出会いがあった。
いままで生きてきた自分とは180度違う、やりつけたことのないこの趣味に挑戦し、
自分自身と対話し、新しい自分を発見した。
その過程は自分にとって輝くようなものだった。
スポーツや競技とは無縁の、いい歳をした家庭の主婦が、こんな趣味をやるにおいては、多少の偏見や取り組むについての後ろめたさは覚悟の上だった。
そもそも趣味自体(特に時間とお金を必要とする)貴族的なもので、例えばエベレストに地元民は登ろうとか思わない。生活に手一杯なわけだから。
先進国の登山家が、地元のガイドやポーターを雇って、酸素他最新の道具を携帯してやるわけだ。
だからこの前ネパール人女性の登山家が新聞に載ってたのは驚いたな。あの国も豊かになってきたのかな。


自分の場合、この状況で、なんでトライアスロンをやるんだろう・・その自問自答はずっとしてきた。
周囲からみると「やめておけ。」その一言でしかない。
心配して言ってくれてるわけですが。


トライアスロンは完全個人競技だ(リレーでない場合)。
各個人の完走を目的として生まれたものだから。
私の場合、他のスポーツ歴はないので、次にこのスポーツやってみようとか思ってではなく、
自分の勘で、これをやれば自分が変わると純粋に思った。
だから挑戦した。
自分のイメージなんて、自分が勝手に思い込んでいたり、他人が勝手にレッテル貼ってるだけのものでしかない。
こんなことも出来る、そう自分に言い聞かせたかった。
セルフイメージってもんを変えたかったんだと思う。


例えばツールの選手は、チームが成績を残すことが目的なわけだから、エース数人をトップで通過させるために自分は風除けになって途中棄権する、つまり捨石の役割の選手がいる。もちろんそれは仕事だからやるわけで、個人としては辛いものだろう。
「チームワークとは一体何なのか。」を考えたとき、
本質的にそれは「自己犠牲」だと思う。
組織に属すとそうなる。
奉仕の精神だ。
そこに喜びを、やりがいを感じられるかどうか。
「やらされている。」なんて微塵も感じてはいけない。
自分が不幸になるだけだ。
相手ありきの自分。
私達は日常、そんなことを繰り返している。


だから、「完全個人競技」のトライアスロンが好きだ。
自分ありきの自分。
しかも、これがプロだったら生活なり自分の存在価値なりかかってくるが、
マチュアだから、気晴らしとして出来る。
どんなに苦しくても、環境的に無理はあっても、気晴らしとして出来るのだ。
本当に好きだからこそ、それに縛られたくない。
そもそも自分を解放するためにやってるんだから。
だから私は、例えたった1kmのランでも、なんとか継続していきたい。
現役の選手でありたい。


時には現状を捨てる覚悟も必要だ。
現状維持にこだわるのはただの臆病者。
ただ、何事からも逃げることだけはしたくない。
夢も諦めることなく、持ち続けていたい。
「これは自ら選んでやっているんだ。」
「組織から、他人から任せられていることじゃない、私の実力を認められて神様からお前ならやれると言われているんだ。」
神から命じられたことに対し、すべて主体的に取り組みたい。信心から程遠い私ではありますが(笑)。


リアリストでドライな自分でありたい。
それでいて情熱的でありたい。
人生や時間が有限だからこそ、
本当に必要だったり大切なものが見えてくるし、
それに向けての目標が定まるし、
どう行動したらいいのかも見えてくる。
逃げなければ、
度胸も据わるし、
火事場のクソ力ってものも出せるし、
なんとかなるもんさ。
そうじゃないと、生きている凄みってもんが、その人間からは出てこないと思う。