愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

飢えてないんだけど、ハングリーな気持ちを保つ

ウルトラの場合、レース前3日間程度は完全休足にしたほうがいいみたいなんだけど、最近仕事の帰りが遅いため強制的ラン休になり、結局1週間の足休めとなった。


先日、狼の話になったんだけど、「オオカミと7匹の子ヤギ」というグリム童話があるでしょ。
かあさんヤギが町へ買い物へ出かけるため、留守番する子ヤギ達に、
「悪いオオカミが来ても絶対ドアを開けちゃダメよ。」
っていうやつ。
あれって、幼児に防犯意識を持たせるためにサイコーのお話で、自分のこどもになんどもなんども読み聞かせをしたもんです。
共働き家庭には必需品の童話。
オオカミはかあさんヤギのフリをして「かあさんだよ、開けておくれ。」と言うのだが、
「かあさんは、そんなガラガラ声じゃないよ!」と子ヤギ達は見抜く。
そこでオオカミはチョークを飲んで高い声にして(なんでチョークを飲んだらキーが高くなるのか意味不明)。
「かあさんだよ、開けておくれ。」
「かあさんの声だ!」と一瞬子ヤギ達はドアを開けようとするのだが、
ドアの隙間の黒い手を見て、
「かあさんはそんな黒い手じゃない!」と遮断。
そこでオオカミはパン屋の主人を脅して、小麦粉を手にはたいてもらう。
そうして白い手を見せて、とうとう子ヤギにドアを開けさせる。
オオカミはいろんなところへ隠れた子ヤギ達を見つけ出し、一気に丸呑みしてしまう。(噛まずに丸呑み、ここがポイント)。
かあさんヤギが帰宅し、時計に隠れていた末っ子のヤギだけ見つからず助かっていて、末っ子ヤギから事情を聞き事実を知る。
かあさんヤギはお腹一杯になって爆睡しているオオカミのお腹をハサミで切り、子ヤギ達を1匹2匹と順番に取り出す。
そして代わりに石を一杯つめ、糸で縫う。(やるな、かあさん。)
目覚めたオオカミは喉の渇きを覚え、井戸に行くが、石の重みで井戸に落ちて死ぬ。
かあさんヤギと子ヤギ達は「オオカミ死んだ!」と踊りだす。
なんて残酷な。
せっかく噛まずに丸呑みしてくれたのに。ちょっとかわいそうなオオカミ。
いや、助けたらまたおんなじことするからこうするしかない。
自業自得。
見せしめさ。
目には目を。歯には歯を。
って、話かな?


ところで、私もやっぱり子どもには、
「やられたらやりかえせ。」
と言う。
キリストみたいに「右の頬をぶたれたら左の頬を差し出しなさい。」
なんてことは言わない。
(もちろん暴力が暴力を生む愚かさや、許しの重要性を教えた上で)。
偉人じゃない凡人が生き残るためには、ある程度攻撃性が必要。


子どもらの未来ってどうなってるんだろう。自分らの老後よりももっともっと苦難の時代だろうな。
ハングリーな精神備えてないのに、厳しい時代に対応することを余儀なくされるんだろうな。