自分磨きとは

現代はオタク社会といわれる。自分の世界に閉じこもり、直接的な対人関係をつくることが苦手な人間が多いとのことだ。そしてそれが文化にまで発展している。
うちの子どももPC・DS・Wiiの時間が毎日を占めている。娘のほうは友達付き合いが忙しくて、する時間がなくなったと言っているけど。
まあ、そうゆう私も、こうしてトライアスロンにいそしんでいること自体、りっぱなオタクです。
私は女の職場で働いているので、スタッフを観察していると、いわゆる独身貴族化した人たちが、ファッションやエステに何万もかけて「女磨き」をしているのに、実際には、彼氏を具体的につくろうとはしていないという人達を見る。
もちろんストレスを発散したり、おしゃれをして気持ちを明るくしたり、ちょっと贅沢なご褒美を自分に与えてリラックスしたりって気持ちはわかる。
私も女だから、誰に見てもらうというわけではないけど、たまに高級な下着を着けて見えないお洒落をして自分に浸るなんてことはある。（ちょっとエロくなってきたけど）。
だからどこが悪いんだと言われれば別に悪くはないんだけど。
とにかく「自己完結型」というのがいけない感じがする。
暮らしや社会生活というものは、自分一人では成り立たない。
自分以外の誰かや何かの存在を意識し、他者の重要性を認識することにはじまると思う。
例えばいくらトライアスロンが好きだからといって、地球に自分が一人ぼっちだったらやるだろうか。
やっぱり、誰かに頑張る自分を見てもらっていたり、エールをもらえたりするからそれが励みになって楽しい。
こうしてブログをやっているのは、自分という人間を発信したいという欲求があるからだ。
自分の個性や本質をわかってくれる人を求めているのだ。
（かなり変わってると思うけど・・・）。
日々トレーニングをすることは自分磨き。
日常生活の中も自分磨きでいっぱい。
人生はすべて自分磨き。
それは決して自己完結ではなく、誰かに見てもらうことを意識している。自分の存在を発信している。
だから、愛の戦士はエールをもらうと、それに誠心誠意、答えます。
そこんとこ、ヨロシク。