愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

第20回ぶどうの里ふれあいマラソン大会

結果発表  
20km女子の部 記録:2時間6分14秒 第29位/80人中


このぶどうマラソン、この距離のクラスでは県下で最もきついアップダウンらしい。
去年は心肺停止も出たらしい。
こんなウワサを聞いたら、ハニーのハートはグラッとくるぜ。
速攻、エントリー。

実は、宮島トラから、片手の指で数えるほどしかランしてません。
今日もぶっつけガチンコ勝負。
会場の青野小学校までロクさんと自走のお約束。
前日の夜、出発時間の打ち合わせ。チョーくたびれモードの私は
「なあ、青野って山奥のすんごいところよ。走る前に足が終わるで。道がウェットかもしれんし、自走やめん?」
実は、少し前の休みにMTBで現地まで行ってみたのであった。迷ってスタート時間に遅れたらかっこわりいしロクさんをエスコートしようと思って。
「あほう言うな!来年皆生に行くもんが何を甘ったれたことを言っとんじゃ。予定通り自走じゃあ!」
携帯中横で聞いていた奥さんはきつく言いすぎと心配したらしい。
ともかく、自走で出発。
久しぶりにロードに乗るとサドルがすごく高く感じる。でも、気持ちいいわ。
矢掛のコンビニで朝食&コーヒーブレーク。ロクさんあちこちが痛いらしくなんかヨタヨタして70歳くらいのじいさんと一緒にいるみたいだった。
前に行きたがらないので牽いてさしあげました。そして前行った通りに青野の標識に従いゴルフ場に上るルートを行きました。
「なんなら、こりゃ、いつまでこの上り続くん?なんぼ山越えるん?」
「じゃけえ、ごっついコースって言うたがな。」
「ほんとに道合っとん?」
「まかしとけって。ほら、会場に行く車が来たで。」
・・・農作業軽トラ?・・・全然それらしき車通りません。
ひとまず到着。


パン屋さん夫妻、FLEXく〜にさん・タカシさんと合流。東雲爆走隊トミーさん他のメンバーさんとも挨拶。
10時スタート。
はい、さっそくきつい上り。コンディションは曇りだが異常な蒸し暑さ。
さすがブドウ畑のランコース、ところどころに水撒きのシャワーを道に向けてくれているというアイデア。浴びながら走る。
それとエイドにぶどう。ぶどうは糖分が高くミネラルも豊富、さらに持って走れる。補給にぴったり。
足腰の弱いおばあちゃんがイスから腰をあげて「頑張って。」と言ってくれたのには
「がんばりますよ。」とこれからの日本を支える若いもん代表として答える。
山の中、湖畔も走るこのコース、走り応えあってチョー楽しいです。
「ハニーさんですよね?」と声をかけてくれる男性が。
トミーさんのトレパートナー、皆生鉄人Oドクターです。
「トミーから聞いてます。来年皆生行くんですってね。」
しばらく伴走させていただき、それから私が先に行く。
ゴール前1km地点で再びO医師が快調に私を越して行かれるので
「やっぱり、後半強いですね。」と話すと、前方に地面にふさぎこんでいる男性が。
2人で立ち止まりました。熱中症のようです。ポランティアの人がオロオロしています。
Oドクターが介抱し、私に「行ってください!」と言ってくださったので、お任せして進みました。
ここで考えました。
まず涼しいところへ避難移送し対応、状態によっては救急車手配、いずれにしても人手を集めるなり移送の迅速な連絡が必要。しかしラン中まずランナーは携帯持ってません。
市民ポランティアの人もそういったときのマニュアルまでは伝えられていないし責任はない。
ラソン大会では時に医師看護師の職業記入欄があり、ゼッケンに目印までついている。
もちろん、ほんとうに危険な状態の人に遭遇すれば職業柄絶対ほうっておけない。
でもちょっと調子が悪い程度の人だったら・・・。
医療従事者もスケジュールを調整し貴重な自分のオフで大会に参加している。
医療班ボランティアとして参加しているのならともかく・・・。
参加料の特典とかもないわけだし。
そんなことを走りながら考えてゴール直前で、1人に抜かれる。
ゴールでは抜かしたことはあっても抜かされたことはない。
悔しかった。でもk6.3で走れたからまあまあか。
Oドクターはしばらくしてゴールされた。
救急車が数台呼ばれたが、やはり連絡に時間がかかったのか搬送までに時間を要しているようにみえた。
この大会は魅力的で来年もぜひ参加したい。
しかしこの季節とコース設定なら、対応策についてもう少し配慮がほしい。
連絡システム、OS-1の常備など。
善意のランナーに頼るのが前提でなく。
こんなこというのは、不謹慎かな。