怒りのパワー
スポーツクラブでサウナに入って水風呂に入ろうとすると、全開で水道がひねられていてダッダカダッダカ水が流れシャワールームの床が水浸し。
自分が入る前に全部の風呂の水を入れ替えようとこうする人いるよな。若い人はしない。大抵は年配の人。
こんなんしたらスポーツクラブだって会費を安くすることは出来ないだろうし、何と言ってももったいない。みんなきちんとシャワーで汗流して入ってるんだから。学校のプールの水の入れ替えだって一回したら100万かかるっていうじゃんか。エコじゃないよ。
ほんで、ついもったいない精神で私が入ったとき蛇口をすこししぼってたら、その人からキッと睨まれました。何もそんなに恐い顔しなくていいじゃんかよ〜!
患者さんが病院食を食べる様子を見ていて思うけど、お年寄りって戦争も体験してるし、食べ物には苦労した経験があるだろうに、偏食する人が多いですよね。好きなものだけパッパとついばんで、あとは残飯行き。
食パンの耳を残してテキトーに中身をくりぬいて食べるのには驚いた。うちの子どもでもしないゾ〜。信じられんわ〜!
ハニーは情熱的ゆえに、他愛もないことでプンプン、カッカと腹を立てることが多いです(笑)。
人間が出来ていないのか。いや、ハナから物分りのいい大人なんかになろうと思ってない。
まあ、日常のささいなことにあーだこーだ言ってるうちは華です。
人間は、怒りという感情を持つ。
プライドを傷つけられた時、理不尽なことに屈しなければならない時、いろいろあるが、社会生活上、理性的に処理しなければならない。
もし、それを外に爆発させたら犯罪になったり、内に爆発させれば自虐行為になったりする。
だが、それを生きるエネルギーとして、上手に利用するという手もある。
コノヤロー、今に見ていろ見返してやると思って水面下で準備しておくというふうに、あたかも帯電しておいたものをそのときになって一気に放電するようなものさ。健全な方法で行うのだ。
こんなことは普通言わないと思うけど、「私だってもっと練習出来る状況なら、もっと上に行けるんだ。こなくそー!」
と、ガンガンに思っている。
だからそれをレースにぶつけるんだ。
考えてみれば、私は大抵のレースで、知り合いにしろ見知らぬ人にしろ、男女問わず、勝負を仕掛けてしまうくせがある。
しかも相手は自分より格上のアスリートだ。
私はいつも同じレースウェアなので、知らない人からも憶えられていてよく話しかけられる。
「ウェーブのハニーって、あほうで。」と思われているかもしれない。
普通、後の人間関係を悪くしてはいけない、いい年こいてみっともないと思われたくないなど考慮して、えげつない勝負なんか避けるだろう。
でも、繰り返すが、物分りのいい大人なんかになろうなんて微塵も思ってない。
と、言うよりも、本気受け止めてくれよ、あんたもスポーツマンなら。
うらみっこなしよって感じ。
遠慮するくらいなら、スポーツする意味がない。
悪気はないんだぜ。
日頃の怒りのパワーがそうさせるだけ。