愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

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女性アスリート 栄光の影に

数日前の新聞記事にこうゆう話題があった。
少女時代から本格的にスポーツをやってきた女性アスリートは、厳しいトレーニングや体重管理で、生理不順、骨粗鬆症疲労骨折などを起こす例が多い。実際初潮が20歳を過ぎてからというケースが多く、将来の生殖機能に影響を及ぼすという。
体脂肪15%をきると生理不順を起こすらしいが、生理があるうちは、まだまだ練習不足だと言われるらしい。
しかし将来メダリストになるのがいいかお母さんになるほうがいいかと問われると、養子をもらえばいいからメダルがほしいと答える少女が多いという。
それも生き方だが、まるで産業ロボットだ。
だからママさんランナーの赤羽選手は、そのイメージを覆した存在らしい。彼女は子どもを生んでから生理が安定し、女性の健康を取り戻したようだ。だからジュニア時代は無理な練習をせず、20〜30代にピークをもっていくのがいいと言っていた。
元マラソンランナーの増田明美さんも、ジュニアの指導者が女性の体というものを理解して、目先の成果を出させることよりも7〜8年先に活躍出来る様に育成に努めてほしいと言っていた。


私も以前から思っていたんだが、女性は男性とはまた違うデリケートな体のつくりというものがある。
禁断の果実を食べたアダムとイブが神から、男性は労働の苦しみ、女性は子を産む苦しみを味わう宿命を与えられたように
男性はもともと肉体の負荷と疲労に耐え得るように出来ていて、女性はそうではないと思う。
別にこれは自分が女だから甘えて言っているわけではない。
実際に女性の場合、マラソントライアスロンなどの耐久性スポーツで健康を損なうリスクが非常に高いのは事実のようである。
膠原病といって、間違った免疫機能が働き自分の細胞を敵と認識して攻撃し全身を蝕む病気があるが、女性プロアスリートやエリート市民ランナーでなってしまう話をよく聞く。
例えば関節も女性の場合、酷使しないほうがよく、水道の蛇口などもレバー式のほうが関節性リウマチなどを防ぐようだ。
それと医療に携わっていて思うのだが、出産をすることによって婦人科系の病気のリスクが減るのは確かだと思う。


もちろん、何がいいとか正しいとか言っているわけではなくて、自分も含めて女性ならではのスポーツのやりかた、体のいたわり方というものに、注意していきたい、そう思うのだ。