愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

かっこいい人

今日も続いて中尾友一さんについて。
皆さんご存知と思いますが、岡山県津山市在住の方です。<プロフィール>
42歳で官僚的な体質に嫌気がさし上司と衝突、勤めていた地元の津山市役所を退職。
背水の陣で家族を連れて大阪へ引越し塗装会社に9年勤めたのち、自ら塗装会社を起業する。
50歳でジョギングを始め、還暦を祝うため挑戦しようとした60kmマラソン前に受けた健康診断で胃がんを宣告される。
死を覚悟し、上昇機運であったに関わらず会社をたたみ身辺整理をして、2/3胃切除の手術に臨む。
その後トライアスロンを始め140以上のレースに出場。最高齢現役トライアスリートとしてプロ契約する。
バイクトレーニング中の落車事故で肋骨骨折。84歳でトライアスロンを引退する。


中尾さんは無農薬の田んぼと畑を耕し自給自足の生活をしながら、「世の中が変わっても中尾は生きて行けます。」とトレーニングを続けていた。
当時、今も現役でトライアスロンを続けている理由は何なのか?と問われこう答えた。
「ぼくを元気に生かしてくれるのはトライアスロンしかないんです。死ぬまで元気に身体を動かして社会に奉仕する。トライアスロンをやっているから、元気に動けるのであって、やめたらダメだと思う。最後の最後まで動き続けていて、ある日コロッと死ねるのがぼくの理想ですな。」
みんな患って死ぬのは嫌だし、こう思ってるだろうけど、さらっと言ってるのがすごい。口先だけじゃなくてちゃんと実践している人だから真実味がある。
かっこいい生き方です。