愛すべきトライアスロン

昨日の練習会でお話したマスダさん、素敵でしたね。
何がっていうと、やはり現役でトライアスロンを続けておられるところ。
今はこんなにトライアスロンに夢中になっていても、自分が20年先にも続けているかと言えば、わかりませんね。
歳を重ねるほど、プライドもあると思うんです。
若いときの自分と比べることもあると思うんです。
世代の違う中に入っていけますか？
そんな勇気ありますか？
そんな柔軟性がありますか？
血気盛んな、油が乗ってるといわれる年代にがんばれるのは当たり前。
もちろん、マスダさんは実年齢よりも、ずっとお若い精神でいらっしゃいますが。
速いとか、強いとかより、ずっと素敵だなあって思います。

私はレースが好きです。
遅くても、弱くても好きなんです。
前の自分より、少しでも進歩してたら、何か、自分自身の価値が、上がったような、そんな気分になれるからです。
でも、自分の価値はそれだけじゃないです。
人と比べたり、過去の自分と比べて、一喜一憂なんてしたくない。
自分が、今現在持っているもので、与えられた条件で、精一杯がんばること、マイペースに着実に進むこと。
トライアスロンが「完走」という栄光のあるスポーツであってよかった。
記録や順位という数字だけではない栄光があること。
人生も完走したいです。
もちろん、人生にタイムリミットがあるごとく、タイムアウトしないよう、3種目のスピードつけんといけんけどね〜。