愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

日本は元気になれるのか

衆院選も終わり、今後アベノミクスが効をなし経済復興するのか。
未来に希望がもてるか・・ですよね。


国債他、日本の借金はタイムリーで1289兆円、国民1人あたり800万円以上ですよ、赤ちゃん含めてですよ。
日本は資源の少ない国、アメリカみたいにシェールガス開発も出来ないわけだし。
技術力、といっても子どもの学力は低下してるわけだし。第一若年の人口が少ない。
優れた化学、技術者が海外へどんどん流出。企業レベルでなく功績のある人を国が大切にしていかないとだめだと思いますね。


第一次産業の衰退、これをどう政府は解決していくのか。
例えば今の農業を支えているのは70歳をゆうに超える高齢者。
土地を委ねるケースも増えてきたせいか、近所でも12月に入ってやっと稲刈りする姿もみられましたね。
この人たちが引退し、後継者のいない状況で10年先には一気に休耕田が増えるでしょうね。
農業は国に甘やかされてきた分野と言われますが、私は農家の生まれなので、農業の大変さは親をみて十分に感じていました。
天候に左右され、仕事は際限なく、根気のいる仕事。
設備が必要な、ハイリスク・ローリターン。
水田を維持し、環境を守る、地味だけどボランティア的要素の強い職業。

農業機械は非常に高価なのに、故障が度々、買い替えが必要。土や藁が噛んだりしたり、農繁期しか使わないからだって言われるけど、乗用車と違いなんでこんなにもたないんだろう、と思ってました。責任問題もあるんで各農家が一家に一台購入するので、別に批判するわけじゃないけど農機具屋さんがもうかるだけじゃんかよ、って思ってました。(今では現役農業者が減ったために、土地を委ねるケースが増え、農業機械の販売不振で農機具屋さんも苦しいようですが)。
いつ老親がコンバインの下敷きになって・・なんて考えると、看護師をやめて農家をつごうか・・なんて悩みました。
でも家のローンはあり、子どもを進学させ、となるとすぐに踏み切れるものではありません。親不孝な自分が情けない。

付加価値のある作物で生き残れ、そう農業は言われてるけど、
この前テレビをみてたら、若者がコンピューター管理のいちご栽培の事業を起こしてました。
腰高のプランター式で土ではなく砕いた椰子を用い、日照を感知しハウスの天井が自動で動き、温度湿度を感知し自動水遣りをする、ハイテクでした。スゲー、次世代農業って思いました。
大きくて立派なおいしいいちごだそうですが、化粧箱に入ったいちごの値段は一個千円!
それを聞いたらもうええですわ〜。勿論コストかかった計算だろうけど。
もっと、生活に即した、毎日の食糧生産をどうするかを真剣に考えていかなければ。
人間にとって、食いモンがないくらいひもじいことはないですよ。
完全輸入に頼ったとして、世界的飢饉が来た時よその国が譲ってくれるわけがないじゃないか。
加工業、サービス業ってのは生産業なしに成り立たないんだよ!
形のないものをあっちに動かしこっちに動かしというような、マネーゲームみたいな政治なんていらないわい。


日本の美しい棚田や田園風景は消えるのだろうか。
近い将来もう日本の主食は米ではなくなるかもね。
庭にいもでも植えるしかないか・・。


国内食糧自給率を満たすフランスの子どもは、高くても自分の国の作物を買う、そう答えるらしい。
してみればこの国に足りないのは愛国心か。
やっぱ教育って大切だよねぇ〜。
「食育」こそしっかりするべき。
いまもなおイスラム過激派に狙われながら、女子教育の必要性を唱えノーベル平和賞を受賞した17歳のマララさん、将来は首相を目指すそうですが、少女の顔じゃないですよね、あの若さであの信念。
娘に「あんたと歳がそう違わないのにすごいね、この人は。」と言ったら、
「そりゃーこの人の両親が立派な人なんだよ。」
だってよ。