愛の戦士キューピーハニーの日記Neo

生涯現役、生涯前向き、生涯楽しむ心、生涯自分磨き

全力で生きているか

こんばんわ。
寒くなりましたね。今日で11月もとうとう終わりかぁ〜。
先日、埼玉県で起きた、81歳の認知症の母親の介護に疲れた47歳の女性が、74歳の父親、家族3人とともに無理心中をはかった事件、ほんとに悲しいですね。
女性は介護のために結婚を諦め(姉2人は結婚して出ていたらしい)母親の介護に専念していた。父親が新聞配達で得る月20万円で生計を立てていたが、その父親もつい最近病気のため働くことが出来なくなってしまった。父親の死にたいという願望に、女性が軽乗用車に2人を乗せて利根川に入ったが、車が沈みきらず3人は川に出た。両親が死亡、女性は低体温症になったものの命を取りとめ、殺人と自殺ほう助の罪で逮捕。生活保護は申請中だったよう。
こんなに寒い季節に、川に入って死ぬことを選択するなんて・・。
女性が自分と歳が近いこともあって、他人事と思えない。
介護サービスを利用して、自分が働きに出ようとか、そんな発想もバイタリティーも失っていたんでしょうね。
なんか、今の日本を象徴しているように思います。
国も重く受け止めてほしい。世界の中の日本、国際協力、GDP世界3位といっても、国内の内情として実際こんなことがこれからどんどん増えていくであろうということを。
その影で、働けないことはないのに、役場の前で「死ねというんかこらぁ〜。」なんて居座るような人が、生活保護をしゃあしゃあと受けてる世の中なんですよね、きっと。
要は、「全力で生きているか。」なんですよ。
国民一人ひとりが、本当に自分の胸に手を当てて、考えるべきなんですよ。
マイナンバーがどうだとか、貧富の差が開く世の中がおかしいなんていう前に。
認知症の介護は本当に大変です。
身内ならなおさら、肉親が認知症になった姿をみるのはつらい。
だから介護サービスを部分的にでも利用するべきです。
認知症が悪いわけではない。
現在の嫌なことが頭に入ってこないように、昔のいいことだけが思い出として残るように、お年寄りの自然な反応かもしれない。正常といえることかもしれない。
だから認知症の人の言動を否定してはいけないんだよね。
でも、やっぱり自分に置き換えたら、なるべく上手に老いて、上手に死にたいよね。
整形外科領域で「廃用性萎縮」という言葉があるんですけど、要は、頭も、肉体も、使わないと衰えるってことなんですよ。
車ばっかり乗ってると足の筋力が落ちたりとか、感動も何もない受身でワンパターンな脳の使い方ばっかしていると当然脳力も衰えるわけです。
プロレスラーみたいにとんでもなく頑丈な肉体の人もいれば、こけてすぐ骨折しちゃう人もいる。同じ人間でもすごい開きなんですよね、精神力もあると思うけど。
なんか、でも、自分にとってのベストの方法があると思うんだよね。上手いこと歳を重ねるコツが。
それいっつも探してるんだよね。常に研究してる。方法論を自分で実験して完成させたいんですよね。
どうしてこんなに欲張りなんですかね(笑)。