大丈夫だよ、楽しく達者でやってるから

障がい者の家族のなかで唯一健常者の天才的歌声の持ち主の女の子が、生まれたときから家族の通訳と世間との媒介役をしてきたんですが、チャンスがあり音楽大学に行くのですが・・・聾唖のお父さん、お母さん、お兄さん一人一人が本当に魅力的、ハンデがあってもベストを尽くして人生楽しんでる。笑えました 、泣きました、心が温かくなる作品でした。家族の役に立つことが幸せと割りきる人生か、本当に自分がやりたいことを選んで自由に生きる人生か。
生まれつきの障がい者でなくても、誰しも加齢や病気で少なからず生活上や社会的なハンデを持つことになります。ハンデがあるうえの自立とは何か、ベストとは何か、考え方、行動とは。誰かの夢や行動の選択を諦めさせるということはその人の人生を奪うことになる。これは特別な映画の話ではなくて、親子や夫婦関係のあり方を教えられる作品。大切な人には、大丈夫だよと、安心してもらう自分でありたいなとあたしは感じた。スイム１時間。